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永住ビザ申請の一環でIT学位取得を目指される方へ

こんにちは。

ここを再開後、現在移住を目指しておられる方のブログに幾つか行き着いて、皆さんルールが更に厳しくなる中、本当に頑張っておられるなあと感動してました。諦めず努力している人のところに幸運が訪れて欲しいです。

それで、過去の私と同様、IT学位がないが職務経験がある方で、ビザ申請を見越して通信制大学に編入され、ACSに学位は認められたのだけど、職務経験がフルで認められなかったために、経験年数不足でSkilled Independentのポイントがもらえないことが分かったという記事を見つけ、自分の過去の査定結果を見直してみました。通信制大学学位+RPL申請で問題なく全ての職務経験を認定してもらえるとの誤解を与えたとしたら申し訳ないと思ったので。

初めに言っておきますが、私がビザの申請を行ったのは2008年ですので、現制度を確認することを怠らないでください。これは必須です。前出の方がそれを怠っていたと言っているのではありません。穴が空くほど確認しても、曖昧な書き方はあるし、ビザ申請には確証がなくてもある時賭けに出なければならない時もある。それが吉と出るか凶と出るかは本当に運でしかないから。

で、自分の査定結果を踏まえてですが、

* 通信制学位はGroup-Aとして認めてもらえた
* 職務年数はACS独自のカリキュレーションにより算出される
* 単純に学位取得の時点からの職務年数というわけではなさそう
* 職務経験と認める起点がどこになるかはRPLでのアピールにかかっている

つまり、学位取得後に4年以上の経験を経て申請される方でなければ、RPLは必須。更にその内容も重要だということです。できるだけ早い時期にプロフェッショナルレベルで職務をこなしていたということを証明する必要があります。私も卒業した年に申請を行ってますので、RPLやってなかったら職歴が全部認められなかったか追加で出せと言われてたでしょう。以前の私の記事にも書いてますが、

RPL審査の場合、職務経歴をもとに、審査官が独自の判断で、「専門学士号無しに経験を積み必要な知識を備えた一人前のITプロフェッショナルとして職務をこなし始めた日」をまず断定する。そして、その日から6年経験を積んだ時点で正式にIT技術者として認める。

まさに私のエージェントが無料査定時に(!)見解としてくださったこのアドバイスが、本質を突いていると言っていいでしょう。本当にあの方には再感謝だわ、足を向けて寝られまへん。

そしてグループ分けと経験年数は全く分けて考えた方がいいです。当初私も結局Group-Aで認められたからRPLいらなかったなあなんて思ってましたが、そうではなくて、(学歴)グループはAだけど、経験年数がどこから換算されるかはRPL次第だったということです。

ACSがGroup-Aとして認めていることから、通信制大学を卒業することで、今の移民局の基準では最低10pt("An award or qualification recognised by the assessing authority in the assessment of the skilled occupation”)はもらえると思います。もしかしたら、Bachelor degree相当の15ptとなる可能性もあるでしょう。この点ではビザ申請にメリットがあると言えます。

あと、前出の方の記事を読んでて思ったのは、ACSは本申請のポイントがどうとか関係なく、何々の職種で何年の経験があると認めます。って認定を出す「だけ」ぽいことです。審査に通った、通ってないという白黒判定じゃなくて、私たちはこういう見解ですって文書を出すだけ。ACSの基準に書いてある、学位+4年、準学位+6年てのはRPLなしで技術査定の申請ができる・できないの基準であって、内容次第でそれ以下の職歴と判断される場合もあるし、逆にIT学位なしでRPL申請して、初年からの経験年数を認められるという可能性もあるということ。

日本では専門や文系大学を卒業してIT職に就く方は多いと思います。オーストラリアではそういうのは稀だから理解されないって当時は思ってましたけど、実際働いてみると高卒のエンジニアだっているし、パートタイムで学校通って社内応募のポジションに異動しステップアップする例もかなり頻繁にあります。
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by bonze705 | 2015-11-07 09:58 | ビザまでの道のり | Comments(0)